Top >  X-X JAPAN >  長期のレコーディング、バンド以外の活動

長期のレコーディング、バンド以外の活動

長期のレコーディング、バンド以外の活動
ワーナーとの契約が済んだX JAPANが最初に取り組んだのが、「Jealousy」に収録できなかった「ART OF LIFE」のレコーディングだった。デモテープは1990年夏には既に出来上がっていたが、TOSHIのヴォーカル録りが難航。1993年8月に、ようやくリリースされる。

これと平行して各メンバーのソロ活動が活発になるが、次第にX本体とのスケジュールの都合がつかなくなるなどした為に、Xのレコーディングスケジュールも管理していたYOSHIKIが、他のメンバーに不信感を募らせていった。だが相変わらず、Xのアルバムレコーディングは遅々として進まなかった。

本来、「Jealousy」に続くアルバムは世界進出アルバムとしてリリースされるはずであった。しかし、上記のバンド内の状況、TOSHIの英語発音の問題(「ART OF LIFE」では、長期のヴォーカル録りでも満足できなかったYOSHIKIが、パソコンを使って修正し続けたいう経緯がある)、他のメンバーがあまり乗り気でなかった等々の理由により、YOSHIKIは「DAHLIA」での全世界リリース(「DAHLIA」英語盤の製作)を断念した。

さらに、その長期にわたるレコーディングはワーナーとの関係をも悪化させる。契約から4年ものアルバムレコーディングで経費がかかりすぎるとして、レコーディング費用捻出の為に仕上った楽曲を片っ端からシングルとしてリリース。それでも費用がかさんだ結果、YOSHIKIはフェラーリを売却し自腹でX JAPANのレコーディングを続行。さらに、YOSHIKIは持病の頚椎椎間板ヘルニアの為に数曲のハイスピードな楽曲のレコーディングを断念している。

このようなアルバムがなかなか出ないバンドの状況とは別の所で、日本国内ではフィルムコンサートが開かれたり、X JAPANブランドのコンドーム発売、UFOキャッチャー向け人形のキャラクター化、セガサターン用ゲーム発売、フォーミュラ・ニッポンへの参戦、ユネスコ主催の奈良東大寺ライブへの参加、年末の東京ドームライブの恒例化、紅白への連続出場等々、様々な活動があった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tec-1.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/546

         

X-X JAPAN

関連エントリー

追悼公演「hide memorial summit」開催発表 X JAPAN 祝復活&9・13MSGライブ発表 解散後のX JAPAN DAHLIA TOUR~「DAHLIA」リリース、解散 長期のレコーディング、バンド以外の活動 ソニーとの契約解除、世界進出 メジャーデビュー、東京ドーム3days CBSソニーとの契約 インディーズ時代 結成から東京進出まで X JAPANメンバー X JAPAN年表




1993年12月30、31日に東京ドームで行われた伝説のLiveの完全未発表曲をDVD化!X JAPANの34分もある壮大な曲「ART OF LIFE」を収録! 1993年12月30、31日に東京ドームで行われた伝説のLiveの完全未発表曲をDVD化!X JAPANの34分もある壮大な曲「ART OF LIFE」を収録!
WEB検索