初心者にもわかる！車の豆知識 -調査人の裏技-

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～現役事故調査のプロが語る事故解析！～
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006/06/08 001号

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はじめまして。

【初心者にもわかる！車の豆知識】のmeister★ノア。こと岡本と申します。

このメルマガでは初心者にもわかる自動車用語、構造を解説して「自動車」

の基本を理解していただくこと、そして、私の本業である事故車の損害調査

のノウハウを伝授し、万が一の事故の時の対応方法を教えます。

それではまず第１回

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　　　　□■「技術アジャスター」って？？■□

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まず、保険会社で保険金を支払うためには保険対象となるものを「調査」を

します。

その「調査」をする時に出てくるのが「アジャスター」と呼ばれる人々で、

「技術アジャスター」「特殊車アジャスター」「一般アジャスター」という

３つの種類に分かれています。

●「技術アジャスター」「特殊車アジャスター」

この２つは損傷自動車の修理費等の調査を行う人達のことです。

「特殊車アジャスター」は、その名の通り建設機械等の特殊な車両を専門に

調査する人で、ラフタークレーン・道路清掃車・消防車等が有ります。

「技術アジャスター」でもこの特殊車両を見ることは出来ますが、その構造

や内容を把握していなければ適正な「調査」は出来ませんので、一般的には

保険会社から外注の専門アジャスターへ調査依頼を出して対応します。

●「一般アジャスター」

事故原因・状況等の調査を行う人達のことで、直接に事故車両を見ることは

あまり有りません。

事故の過失等を決める要素である「事故現場の確認」や、対人事故の場合の

「医療費の確認」のため病院への聴取確認等を行います。

他にも、電柱を倒したり、ガードレールを壊したり、家や店舗の損害などの

調査も有り、やはり外注の専門アジャスターへ調査依頼を出すことがありま

す。

［豆知識］

今は保険会社自体が、この「アジャスター」を社員として育成していますが

当初は１００％外注の「鑑定人」といわれる人達に任せていました。

保険会社も独自に「調査人」といわれる社員を育成しはじめ、後に現在の形

である「アジャスター」制度に統一化したんです。

さてさて、「アジャスター」っていう仕事、判りましたか？

「へぇー、そんな仕事が有ったんだ！」

はい、有るんです＾＾

普通、保険事故では修理工場やディーラーへ車を預けて、あとは保険会社に

任せちゃいますから知らなくても当然なんですよ。

みなさんの目に見えないところで仕事している私です（笑）

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　　　　　　　□■　次回予告　■□

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　　「技術アジャスター」にとって必要なものは？

　　車のことが判らない初心者でも、知っておきたい必要なものって

　　なにかをお届けします。　　　　　　

　　まずは基本のところだけは知っておいて下さいね！

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