ＹＯＳＨＩＫＩ－伝説の部屋－

受け継がれた才能　　――「とまどいなんてないから　少し夢を見せてよ」 2004-10-30
98年夏、当時高校一年生の話題の女性シンガーがデビューした。
…それがビートたけしの愛娘、北野井子である。YOSHIKIプロデュースによる話題作は
ヒット・チャートのTOP10にランクインし、10万枚をこえる売上げとなり
スマッシュ・ヒットを記録した。しかしそれは有名な父親やプロデューサーの力が
あったからこそ、そうなった。と、どこかで聞いた事がある。彼女に失礼ではあるが
私もそれは一理あると想う…だが、それだけではないとも想う。
リズム感や声質、そしてそのヴォーカル力が光り輝いている。彼女の唄の実力は
充分あると想うので歌手活動を続けていってほしかったのが正直な所です。
（せめてアルバムを出して欲しかった！）
「Begin」はとにかくカッコイイ曲で、自分は本当は弱いのに強がっていて
壊れそうだったけれど、貴方に会えたから歩いていけるというメッセージ性の強い
歌詞にもかかわらず彼女はその雰囲気を崩さずにさらっと歌い上げている。
そこに父親から受け継いだ才能みたいなものを感じさせる。そして曲は、
メロディー構成がおもしろい。力強い音にノッていて♪、サビに入る途端、
何だか切なくなる。歌詞とよくマッチしていて、素直に良い曲だと想った。
これに彼女の声で歌われるとよりいっそう魅力的な曲に聴こえる。まさに上質な曲が
誕生したのである。又スローテンポのカップリングもタイトル曲と互角といっていいほど
素晴らしい出来。両A面で売ってもおかしくない。是非CDを聴いてみてください★

さらに詳しい情報はコチラ≫